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まとまった注文と、細かい注文 どっちも必要

最近、量産用の機械を入れたことと、人員を増やしたので、数量がまとまった仕事が流れるようになってきました。これは良いことです。以前は量産が入ると仕事が滞留してしまい、残業時間が増えてしまうことが顕著に見られました。この部分での進歩はとても大きいです。

そういう状態だと、今度は数量がまとまった仕事をどうしても取りたくなります。当たり前です。でも、この考えが強すぎると、細かい注文に目が行かなくなるような気がしております。ここは注意が必要です。

数がまとまった仕事の方が良い理由の一つに、その仕事で、やるべき仕事で手が埋まるというメリットがあります。一回、型のセットなど行う段取りが終わると、頻繁に取り替えなくて良くなるから、手が空いちゃうかな?っていう心配がなくなる。これは、特に製造現場で仕事の割り振りを考えている人達にとって有り難いことです。私も、一つの注文である程度の売上が確保できるから有難いのです。

でも、その量産品がいつもあるとは限らないし、量産品入っても、以前のように仕事が滞留すること無く流れますから、次の仕事を考えないといけません。人員増やしましたので、今回はそのような心配も出てきたことは事実です。

だから、以前からのうちの特徴、多品種少量生産を効率的に回すこと。これをもう一度見直すことが必要かと思っております。特に、コミュニケーション面。そのような仕事は仕様がコロコロかわり、かつ、納期も曖昧です。だから直前で急ぎになってしまうことも多々あります。その理由はマチマチで、一番大きいのは、仕様がきちんと決まっていないことだと思います。相手先さんから図面が来るわけでもなく、これ作って欲しいと絵が送られてくることも多々あります。

そのような注文を今後断るべきか?いや、そうではなく、その曖昧な要望にも応えていくことこそ、うちの会社に求められていることだろうと考えています。それがゲリラ戦ですが。

うちの会社もそこそこな規模になりつつあり、社内の連絡系統をきちんとしないといけない段階に来ているのは確かです。私自身、そこは気を使っている方だと思うんですが、それでも、各社員からは改善して欲しいという要求が来ます。はい、よく分かっていますよ(笑)

このコミュニケーションの部分、年々、社員たちの努力で改善してきているのは確かです。私も社員たちの要望に応えるべく、データベースの帳票などを改善してきました。でも、日々変わる情報を、関連する人達全員にオンタイムで発信して受け取ってもらえる仕組みはまだまだ改善が必要かと思います。工場だから、常にみんなオンラインではなく、話かけるタイミングも難しいんですね。やっぱり大型モニターなのか、はたまたグループチャットなのか、、分かりませんけど、改善は必要なんじゃないと思います。

やっぱり、この部分がうちの強みなのではと思うんですよ。だから、このなんかスッキリしないところを突き詰めていくことが必要かと思います。一歩一歩、目の前の課題を解決していきましょう!!