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出来ないものは出来ないと言うようになりました。

日々たくさんお問い合わせ頂きありがとうございます。せっかくお問い合わせ頂いたのにも関わらず、どうしても対応出来ないものがあります。それは仕様であったり、ご予算であったり、納期であったり、数量であったり、理由は様々です。

うちは工場ですので、社内で加工することが多いです。外注さんとも日々お付き合いありますが、多くの外注さんは工程の流れの一つであり、社外に仕事を出しているという感覚が日々薄れてきております。勝手ながら、工程の一つと考えるくらい、深く長いお付き合いです。

社内の能力、外注さんネットワーク、長いこと仕事をしておりますのである程度固まってきており、その日の状況(主に混雑状況)を考慮して、お問い合わせ頂く際にどうしても対応出来ないものが出てきます。その場合、最近は早めに出来ません!というようにしております。

ちなみに社内の加工がほとんどの場合で、短納期のものは出来るだけ(いや、ほぼ全部)対応するようにしております。私は工場内にいることがほとんどですから、何とかなるかならないかは日々把握しておりますので、出来ることであれが、少し無理なニーズでも何とかやっております。

早めに、「出来ません!ごめんさい!」と言う理由はお客さんに迷惑をかけたくないからです。品質を度外視して出来る!!と言ってもお客さんの求めるレベルでなければ納品しても残念に思われるだけです。そこで無理してしまうと採算割れするし、品質も十分でない物になってしまうことがどうしても許容出来ません。

打ち合わせする過程で仕様の変更や予算のアップが可能だと分かれば出来得る限りの対応はします。それは約束します。でも、ちょっとうちでは無理・・・の仕事を、今までお付き合いの無いような業者さんを調べてまでは対応したくはないのです。そちらの品質レベルは分かりませんし。浅く広くの考えより、今は受けられる範囲を決めてその範囲で対応するようにします。

私は以前は全く逆の考えで、出来るだけ多くのお問い合わせに対応すべく、色々な業者さんを回っておりましたが、そもそも、そのような突発で付き合いを始めた業者さんとのお付き合いは深まることもなく、大体仕事も決まらず。そうやってお待たせするのであれば他の業者さんを自分で調べてもらった方が早いと思うようになりました。

社内で出来る加工の中で、より上の品質の要求であったり、アプローチが異なる加工方法である場合は、即座に試作して結果を報告するようにしています。それは確認までの時間があまりかからないし、どこまで出来るかの判断が社内ですとすぐ判別できるからです。

だから、今、昔ほど無理に仕事を取らなくなりました。メーカーである以上、きちんとしたものを納品するべきという気持ちが今は強いです。その場で出来たことでも、それを継続的に出来るかどうか?そこを考えるようにしております。無理して受けて何とか納品出来たものって、何年か後にリピート来てもどうやってやったかわからないものも数多く。受けられる範疇で最大限努力する。今はその考えが強いです。