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緊急事態宣言で気持ちは楽になりました。

本日4/7、緊急事態宣言が正式に発表になり、明日4/8から正式に施行されます。

緊急事態宣言の中身を見ると、今まで自粛要請が出されていたことの念押しのようなもので、当社のような製造業の会社は今のところ直接的な影響はありません。営業も通常通りです。

「直接的」な影響はなくても、今後、受注は大きく減っていくように感じます。大手メーカーさんが軒並み生産を休止したり、会社自体をお休みにしたり、注文が出てくる気配が無いですもの(笑)ただ、緊急事態宣言を出してもらったので、ある意味、諦めが付きます。今は耐えるときですと、政府のメッセージだと思うことが出来るのです。

仕事が減る場合、これは外部環境の変化なのか、もしくは自社の努力が足りないのか、結構悩むものです。どちらにせよ、会社の経営は社長のかじ取り次第ではありますが、国の要請で景気を落としてでも今はコロナウィルスの感染拡大を抑える時ですというメッセージがあれば、こちらも売上や利益は置いておいて、社員の身の安全やウイルス感染拡大防止を考えることが出来る。これは、社長として気持ちがとても楽になるのです。要請ベースであることは間違いありませんが、法律としての要請は重みが全然違うものです。それが、緊急事態宣言が出たときの正直な気持ちです。

売上減への補填ですが、これは正直な話、直接的に補填する政策はないです。出来る事は、社員たちの雇用を守る雇用調整助成金だけです。直近の注残が減っていけば、社員たちを休ませることが出来る、国や東京都の要請に協力が出来ると考える一方で、やはり売上が減ると悔しいです。どんな状況でも、仕事はたくさんあった方がうれしい。かと言って、今、通常以上の大量注文が数多く舞い込んでも、今後の状況でこなせるかどうかという不安もあります。なんだか、とても奇妙な気持ちです。そして誰も今後は分からない。こんな感じは今まで経験したことがない気持ちです。通常より少しだけ仕事が減って、バランスよく社員たちを休業させ、それでも利益トントンのような絶妙な数字にならない限り、気持ちは落ち着かないです(笑)そうはうまくいきませんよね。

さぁ、この緊急事態宣言でどれだけ仕事が落ち込むのか。覚悟しています。1週間なのか、4月中に戻るのか、それとも数か月なのか。まったく予想出来ません。とにかく今は、目の前の仕事を進めて、お客様へ納品する。出来ることはこれだけです。