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残業、残業と話題になっていますが。

2年も更新していなかったのですね。怒涛というか、あっという間の2年ですね。何があったか、どういう考えで仕事していたかは、追って記事にします。

最近、残業の話題が多いので、私の考えを書きます。

残業は少ない方が良いに決まっています。私は20代のころアメリカで働いたことありますが、マジで残業していると白い目で見られました。

日本でも働き方改革といって、残業を減らす傾向が一気に高まりましたが、残業するかしないかは個人の自由です。私は会社としては強制はしません。

残業の有無というか、それはあんまり関係なく、「その人がどれだけ責任もって仕事しているのか?」これがその人を評価する軸になります。最後まで自分の責務を果たせるのか?仕事を次の人に回すのに失礼は無いか?それを考えて、定時に終われば問題ありません。でも、それができないのに、ただ残業しない今の風潮に乗るのは疑問です。

SNSのリールで見つけた本田圭佑さんの言葉が印象に残っています。「量をこなさないやつに、質を語る資格はない」まさにそう!って思いました。

今のご時世、残業してがんばろう!って会社としては言えません。今後もずっとそうです。二度とそういう社会は戻ってきません。困難や壁があって、それを何とか乗り越えるとき、限られた時間の中で解決策を見出し、七転八倒して何とか終わらす。それが経験になって次の困難の際にサラって対応できるんですね。それが成長。

困難は会社の責任だから私は関係ありませんという気持ちであれば、それは周囲からそういう人だと分かってしまいます。そうなると、厳しいこと言えない風潮だから、そのうち仕事が回ってこなくなります。そう信頼関係が築けないということです。

仕事をやらされているものなのか、それとも主体的にやって会社に貢献できるかを考えられるか。それは大きな違いです。そして、それを評価するのは自分ではなく相手です。会社に貢献するとは奴隷になるのではなく、その先のお客さんに付加価値を届けられるかってことです。自分の権利だけを守る人は、おそらくその先のお客さんの顔が見られていないのでしょうね。あなたのお給料はそのお客さんが払ってくれているのを忘れてしまっているようです。

決められたことを無理なく自分のペースで進める。それは今の風潮ですかね?その仕事は簡単なものだから、AIやロボットにとって代わっていくかもしれません。こんな時代だからこそ、その人の期待を良い意味で大きく裏切れるひとこそ、社会にとって必要な存在かと思います。というか、そうしないと生き残りができません。

今は人手不足で人材確保が難しい。雇う側と雇われる側の立場は昭和や平成時代と大きく変わりました。でも、今のままでずっとってことは無いと思います。

過渡期だから残業とかに目が行きがちですが、それは本質ではない。あなたは会社に、そして社会にどのように貢献していますか?クラウドとかAIとか、急速に発達している今の時代、それがクリックやタップひとつで可視化される恐ろしい時代です。そして、あ、この人ダメだわってなると、厳しいことも言われずに、サイレントにスルーされる、それは結構しんどいことだと思います。少しは強制的にレベルアップの手伝いをしてくれた時代と、何も言ってくれないから全部自分でレベルアップしないといけない時代、どっちが良かったのかな。今は後者で前者には戻れないので、気が付く人と気が付かない人でとんでもない能力の差が生まれそうな感じします。そういう時代ですね。