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外注さんとのお付き合い

うちも色んな外注さんに仕事をお願いしています。うちで出来ない加工はもちろん外注していますし、うちで出来る加工も外注しているケースもあります。

なんで社内で出来るのに外注するのか?まずはキャパの問題。キャパシティーオーバーーの時は外注します。例えば、社内で出来るプレスの量が3000個/日だったら、週に12000個が限界。そんな中で、例えば10,000個のスポットオーダーが入った場合、明らかにキャパシティーオーバー。迷わず外注します。

難しいのは、ルーティンの仕事があまり無いので、毎日仕事量は波がある。外注したのに、社内の手が空いちゃうとか、それは避けたいんです。でもタイミングが難しいんです。未来は誰も予想出来ませんので。

思うのは、そんなちょっと暇な時でも、外注さんとの付き合いは残しておくべきだということです。都合の良い時だけお願いしても、大体そういうときはどこも忙しい。だから、受けてくれないことが一番困る。だから、平時でも、外注さんに一部お願いして、ネットワークは残しておくべきだと思います。

そうやって、外注さんを養うっていうのは上から目線すぎます。あくまでも、立場は対等ということ。もちろん、値段とか納期、こちらが選ぶ要因はあるんですが、いったんお願いすると決めたらそれを継続しておいた方が良いということです。

内製化は予想以上に難しいんです。日本の製造業は、プロフェッショナル集団のヨコの繋がりでうまく回ってきました。でも、それが今は難しい状況になってしまいました。だからこそ、気軽にお願いできる外注さんと仲良くしていることが本当に重要だってことです。自分一人じゃ全部できないのです。

簡単にやっていることでも、実はよく考えているな~ってことが多く、その習得は簡単なものではないんです。つまり、少人数でやっている工場は、常に人手不足で、納期に追い込まれる中で間に合わせないいけない、そんなプレッシャーの中で生み出たノウハウだから。だから見よう見まねでは出来ないんですね。

そういう状況だと、内製化するのであれがお金かけて高度化するしかない。その初期投資を回収できるのが難しいのであれば、外に頼んだ方が合理的だったりします。どこまで自社でやるの?を常に考えつつ、リスクヘッジとして、外注さんとうまくやっていくこと、それがコツなのかなと思います。

そんな外注さんとの世間話で、仕事のヒント得たりするし、すぐに収益には直結できないこともあるけど、狭いネットワークだからこそ得る、密度の高い情報もあったりします。それは狙って得るものではなく、流れの中で出てくるものです。そういうお付き合い、つまり、損得勘定を置いておいてのお付き合いは大事ですね。