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残業は少ないです。

当社は残業があまりありません。私は長時間労働ですが(笑)社員には残業は出来るだけ減らすよう伝えています。残業0ではないですが、多い人で20時間超。キャパオーバーな時はとても多くなっちゃいますけど。。1年通して、そこまで多い月は非常に少ないです。

残業を少なくするには、日々のコミュニケーションと、管理ですね。

ある社員が、「朝一でフルスロットルでいけるか?がカギですね」と言っていた。まさにその通り。夕方になるにつれ疲れるので、効率は下がっていきますから。朝の打ち合わせは9:30と決まっていますので、それまで、どこまで生産できるかがかなり重要、始業からの1時間が勝負です。だ・か・ら、お酒を残しちゃダメね(笑)帰る前に明日の予定を立てる、朝来たらすぐにスタート!

一応、私は朝一で現場におりて、その日出荷の打ち合わせをしますが、大体、みんな把握している。そう、常に納期や進捗の確認をしているので、朝一からフルで行けるんですね。コミュニケーションが超大事と日々言っていますので、それが浸透してきてうれしい限りです。

そういうサイクルで回すために一日のスケジュール作りは非常に大事。そうなると、ある程度、きまった仕事の流れを作る必要がある。まだまだ改善点はありますが、ある程度の定形で業務が回るように仕組みを作っているつもりです。「バタバタする」理由は突発的なことが起きた場合です。不良が出てしまったとか、加工が失敗してしまったとか。もちろん突発的なことを0にすることは出来ないので、ルーティンワークを出来るだけ標準化して、その突発にいつでも対応できるようにする、これが労働時間を短縮する要因ではないでしょうか。

ルーティンワークは出来るだけ社員には考えないで出来るように努めています。この作業が終わったらバーコードでスキャン、品物が出来上がったらこの棚に置く、注文書はこの棚で仕分けするなど、当たり前のことですが、毎日それを繰り返すことで本当のルーティンワークになります。決まった動作(作業)で一日終えると、ルーティンワークが浸透している証拠です。

「あれどこ行った?」って探す時間。実は笑えません。製造部で1分を縮める努力をしても、管理部門で探し物が多発していれば努力も水の泡です。「場所を決める」ことが大事で私も社員のみんなも分かっています。でも、多品種少量の世界は本当に難しいんです。まず品物の大きさが違う、箱に入らない、ではこの箱にする、そうなるとお客さんごとにまとまらない。以前にも作成したもののリピート、在庫が見つからない、あ、箱の下に転がってた、などなど。日常ですね。

ここで100%を要求してしまうと、とても時間と手間がかかる。なので、分かってはいるが大体70%くらいで良いと思っています。その70%を100%に近づけるために、日々、少しずつでも整理していくことが大事かと。