カテゴリー

今日はメッキのお勉強

今日は横浜にあるメッキ屋さんへ行ってきました。今年の3月に採用したパートさん、実は自分で金属の彫金をやる方です。アーティスト。作品制作でメッキをよく使うということで、いつも依頼しているメッキ屋さんへご挨拶に。工芸品に使用するメッキ屋さんですから間違いないなと。

恥ずかしながら、メッキの工程を実際に見るのは初めてでした。実際にメッキを目の前で見せて頂き、とても勉強になりました。

銀メッキを目の前で見せて頂きましたが、脱脂→錆び取り→銅メッキ→銀メッキ→乾燥、と一連の流れです。銅メッキや銀メッキも1つの工程ではなく、密着を良くする工程やそれぞれの工程の間に水で洗浄。また、銅メッキ・銀メッキでもメッキ時間によって艶や色が変わる。目の前で見せて頂き一発で分かりました。

工場で印象に残ったのは工場が非常に清潔であることです。私も色々な工場を見学させて頂きますが、順調(と見える)会社の工場はどこも清潔で整理整頓されています。今日のメッキ屋さんも同じでした。

社員の方もそれほど大人数ではなく、社長様もうちのパートさんの昔からのお知り合いということで相談はしやすそうです。明らかに、量産品をガンガン進めているような感じではなく、うちのように少量のメッキを淡々とこなしているような印象でした。少量のお仕事を丁寧に行っている。うちのパートさんの話では、メッキ厚が他のメッキ屋さんに比べて厚く、仕上がりは断トツきれい!とのこと。サンプル品を見せて頂きましたが、どれも本当にきれいでした。

私が今考えている事業でご協力をお願い出来ないかと思い相談したところ、安く大量にではなく、いかにきれいなものを少量で良いから適正な価格で提供できるか?という話になりまして、今の私の考え方に非常にマッチしているな!と。社長様はメッキ一筋40年とのこと。こういう繋がりって本当に大きいのです。私の師匠もアルマイト一筋40年以上ですから、こういう方は製品見せるだけでご自分でイメージがどんどん沸くのです。私の想像力などちっぽけなものです。ああすれば良い、こうすれば良い、その場でアイデアが浮かんでくるのです。

〇十年のベテランの方と話すとき、そういうアイデアには素直に従った方が良いのです。実際、お客さんも採用します、今までの経験上。

このコロナ禍で、今後の事業をどう進めていくか?結構毎日悩んでいます。効率重視で工程や仕事の流れを見直していく、これが今まで私が重きを置いてやってきたことです。そして、今思うのは、本当に良いものを作って売ること。もらったお客さんが心から感動して嬉しいと思ってもらえるもの。これを目指したいのです。

今構想にある事業、少し前に色々とサンプルを作成して、サイトを作成しようと思ったのですが、イヤイヤもう少し考えようと。まぁいいや、後で考えようを今回はもう少し詰めてみたいと思っています。今までは、ぱっと思いついたことを真っ先に売ることに重きを置いていたのですが、今回は少しじっくりやってみようと。今はそういう気持ちです。

そうは言っても、今の会社の構造では、すべてをその方向性で養っていくことは出来ない。それも良く分かっています。なので、効率化できるところは今まで通り進めていく。デジタル機器をどんどん設備していく今までの流れはそのまま継続します。そして今回のように、少し立ち止まってモノづくりを考えて形にしていく。私にとっては今までとは反対の思考です。今はそこに拘っていきたいと思っています。