カテゴリー

時短は次の工程への気遣いから

私、たまにですが、自分で取った仕事の原稿データを自分で作成したりします。illustratorの作業は個人的に結構好きです。

先日もお客さんからいただいたご支給データを使って、銘板の版のデータを作成しておりました。そこで改めて気が付きましたが、版の作成でも、次に作業する人のことを考えながらデータ作らないと、余計に時間かかるな~と。逆に、次の作業者のことを考えながらデータを作成すれば、作業の時短に直結するなと思いました。

銘板というものは、1枚ごとに印刷・加工するわけではありません。決まった材料のサイズがあり、その中に効率的に「面付」を行います。この面付作業が結構重要です。

データ作成はillustrator上でのデジタル作業ですが、例えば金属のカットなどは完全にアナログです。目で見て切ります。

目で見て切るのに、銘板と銘板の間が1mmしかあいていなかったら切るのが大変です。気を付けないと切り込んじゃいます。でも、画面上でデータを作成していると必ずしも原寸ではない(拡大してデータみていることが多いので)から、実際に寸法ってよくイメージできないことが多いんです。

1mmの隙間の真ん中を切り込まないようにカットするとなると、とっても気を付けないとなりません。でも、5mm空いていれば、大体の位置でカットできます。気を付けないで良い。それが時短なんですね。

データ作成の作業時間を5分縮めても、次の作業者の実作業が10分余計にかかるのであれば、トータルで5分余計にかかっちゃう。個人ベースで効率化できても、全体最適ではないってことです。

そんなことを、自分で面付データ作りながら改めて感じました。つまり、次の作業をする作業者、実際にどうやって作業するかを細かく知ることで、こうやれば簡単にできそうとか、面付作業でさえ工夫できることがたくさんありますね。まさに気遣いだろうと思います。

とはいいつつ、どちらか一方の都合だけではうまくいきません。あれもこれもとなると大変です。ある程度の定型化も必要ですけど。それも逆の方向からの気遣いです。とにかく!気遣いから時短は生まれるんだなと感じました。