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IGAS2022

今日は、IGAS2022@東京ビックサイトに行ってきました。今月2度目のリアル展示会。人手はそこそこ多かったのですが、なんか、昔に比べると小振りになった感じがします。。業界的な景気によるんですかね。JIMTOFの方が全然人の数は多かったです。

銘板業って、色んな要素を含んでいて、浅く広くな業界です。ちょうど、印刷と機械加工の中間くらいな感じで、それぞれを組み合わせるニッチで面白い業界です。

今日のIGAS2022は印刷関連の展示会でした。紙の印刷とかが主流で、特殊印刷はどちらかと言えばマイナーな部類です。JIMTOFとかの機械加工の展示会でもうちの業界はマイナーな部類に入ります。どの展示会行っても主流ではありません。

時代はデジタルですから、デジタルな印刷機がずらっと並んでおりました。インクを使うアナログの印刷機も、操作はどんどんデジタル化していて、印刷において職人的な範疇はどんどん減ってきております。

であれば、全部デジタル化を進めれば良いか?というとそうではない。そうすると、お金かければ・・の世界に入ります。それも正解で、その道をどんどん突き進めば良いのですが、デジタルとアナログの組み合わせだったり、あえてアナログで勝負するなど、うちみたいな小さい工場は工夫が必要です。

大資本で最新の設備を揃え、人数をかけて、大きな商売をする。そうすると、多額の借入をして設備を揃えないといけません。そして、仕事を取り続ける。うまく行っている時は、そういう会社が目立つし、映えるかもしれません。でも、私はその道には進みません。

今絶好調な会社の財務諸表とか見る機会ありましたが、それなりに設備を揃えるにはやはり資金が必要で、自己資本比率の低さに驚くことがありました。確かに右肩上がりで業績は伸びていますが、実際、それでも足りないんじゃないかという利益率の低さ。そんなリアルな数字見ると、憧れとかそういう気持ちは出てこないんだよな。

経営とは経営理念ありきだと思うのですが、やっぱりリアルな数字も必要なわけで、財務諸表みて、私はそっちの道はいいや、、、と思うのです。それは人それぞれですけど。私の場合は、こまごましているけど、今の商売の方が好きです。

だから、展示会いっても、超大規模なブースより、少し小さい小間を見る方が好きです。みんな工夫して頑張っています。

見たかったメーカーさんのブースは見ることができましたが、なんか、全体的に期待していたより規模が大きくなかった感じです。つい先日のJIMTOFと比べると元気ない感じ。まぁまぁな展示会でした。