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成功する人は、しつこい人

しつこいって、イヤイヤって言っているのに付きまとう人ではありません(笑)成功するまで、根気強くやり続ける人っていう意味です。

成功って何?幸せって何?なんか胡散臭いから(笑)ここでいう成功とはビジネス的な成功っていう意味です(笑)

たぶん、しつこく出来るのは頑張ってしつこくしているんではなく、結果的にしつこいんだと思います。その仕事に没頭するというか、気が付いたら、1年中、そのことを考えていて行動するというか。それは成功するのが目的ではなく、その事業がとても好きで、こうありたい!という姿が明確で、ただ、それに向かって突き進んでいるだけ。

成功するためには・・・的な本って、毎日増え続けているけど、その理由は答えが無いからだと思います。つまり方程式が無い。事業の内容によるし、その経営者の性格だってありますから、成功した人の本を読んで真似しても成功はしません。その人の人生ではなく、他人の人生を歩んでいるだけです。その事業、その経営者には、事業を成功させる方法は決して一つだけではなく、その事業・その人にあったやり方があると思います。

その仕事に没頭する、まさに今私はそんな状態ですけど、そうなると、周りの成功はどうでもよくなるんです。少しは気になる?もう少し若い時はそうでしたが、今となると本当にありません。妬みはマイナスパワーを生むだけです。自分にも相手にもよく無いです。

私はそんなに成功していませんけど(笑)しつこくやってうまく行ったことはたくさんあります。入社当時、うちは大赤字でした。その根本原因は、完全なる管理の無さ。各々が受注して、各々が手配していて、何が儲かっているかなんてわからない状態でした。で、私が始めたことは、まずは受注管理をちゃんとやる。具体的には、エクセルで1件1件、受注管理を始めたことです。

その頃はFAXと郵送が受注の中心でしたから、毎日ファックスの前にいて注文書を私が受け取る、郵送で来る注文書も全部目を通す。で、毎日毎日、週末も仕事して、どんどんデータをためていきました。それで、適性な発注に切り替えたら、1年で黒字になったんです。

たぶん、私、相当しつこかったと思います。社員のみんなは自分の注文は自分で捌きたいから、隠れてこそこそ注文書を取っていくんです。それを毎日毎日阻止して、エクセルに入力していく。そんなことを繰り返していました。しつこくやるのが目的ではなく、しつこくやらないとうちの会社は無くなるっていう恐怖心からです。恐怖心はあったけど、それで数字的に改善するのを目の当たりして、毎日楽しかったことを覚えています。楽しいから、深夜でも週末でも苦では無かったです。

経営でなくても同じこと言えます。その仕事好きだから、仕事に没頭する。好きだから、細かいところまで突き詰める。そうすれば実力は上がるし結果も出てきます。

残念ながら、みんながそうではないことは分かっています。働く理由は人それぞれ。でもそれで良い。そういう人達をまとめるのが社長ですからね。ただ、一つ言えることは、仕事への向き合い方で結果は大きく変わるっていうこと。そしてそれは、私もよく分かるし、成果物で感じることが出来ます。そうなると、そのうち差が出てしまいます。そういうもんです。あー、この辺でいいや、ってなると、周りの人はすぐに感じますね。将来的に、仕事が好きで没頭できる人が上に立ち、会社の運営を任されていくだろうな、とそう感じます。

なんかこんな事を考える一日でした。