カテゴリー

TOYOTAとIBM

最近、確実にテレビを見るより、YoutubeとかAmazon Primeなどを見る時間が増えました。先日、ひろゆきさんのチャンネルを見ていると記事にしましたが、そうなると堀江貴文さんのチャンネルも関連動画に出てきます(笑)私はホリエモン信者ではありませんが、やはりあの方の先を見る力はすごいし、言っていることも理路整然としており説得力があり、おそらく、仕事量も極限まで効率化された中で相当量こなしていると思います。

堀江さんは言い方の問題とか、以前「金の亡者」的なイメージが植え付けられたのでダークなイメージが付きまとっておりますが、みんなそう思っているけど言いづらいことなど、オブラートに包まず発信しているので分かりやすい。すべて正しいとは思わないけど、大方、将来こうなるっていうのは間違いないように思えます。

その中で話に出ていたのが、TOYOTAとIBMの話。以前、IBMはパソコンメーカーとして世界一でした。私もIBMが大好きでした。真ん中の赤いヤツ。あのポインタが最強でした。

でも、パソコンというものが汎用製品になったところで、早々に事業を再構築して、パソコン製造の事業を中国メーカーに売却。今はソフト開発の方にシフトして、以前とは全く異なる会社になっています。

堀江さんは、そのIBMとTOYOTAが重なると。今、ものすごい勢いで電気自動車の開発が進んでいて、TOYOTAもその波に飲まれるのではないかと。今、経常利益が過去最高になっていますが、今のビジネスモデルでは今が最高潮で、今後はその電気自動車化により強みが失われてしまうと言われています。

現在の自動車製造には、エンジン一つとってもパーツが複雑で、そこが日本の自動車メーカーの強みであったと考えられます。電気自動車になると部品点数は激的に減少して、なおかつカーシェアなどが進めば、そもそも販売台数も減る。こんな話は、昔からの日本の製造業の流れと一緒で、パソコン・テレビ・半導体と・・・日本製の製品の優位性はものすごい勢いで無くなっております。自動車にもその波が必ず来るということです。

TOYOTAはIBMのように急激なシフトが出来るかどうか?それは難しいのではないかと。あまりにも規模が大きすぎて・・・。そうなると、日本の半導体、、テレビ、と同じ道を歩むことになります。それはTOYOTAだけに限ったことではなく、他の自動車メーカーも同じ状況です。

さぁ、大変です。自動車で食っている製造業の会社がどれくらいあるのか。注文数量が多く、カンバン方式で1日に何度も納品をしないといけません。完全にお得意様向けの体制になっているのは間違いなく。注文数量が激減した時に耐えることができるのだろうか。そもそも、自動車に関わる製造業の割合は非常に高いと思いますので、日本の製造業全体を揺るがす事態であることは間違いありません。

うちはその大きなシフトを20年ほど前に経験しており、規模を小さくして何とか生き残っている状態です。だから、その大きな変化で0になるわけではないから、私達のような小さなサプライヤーも生き残る術は残っていると信じています。でも、やり方を変えることと、常に変化に対応できる体制でないとダメ。そう考える、小規模な工場の方が変化がしやすいのでは、と思ってしまいます。

TOYOTAがある時に自動車の生産やめます!っていう未来が来るかもしれない。それは、うちのお得意様であるニコンさんが、国内でのカメラボディの製造をやめます!と発表したことと同じで、えーあのニコンさんが!ってことが、自動車業界でも起こりうるのです。しかも、そんな遠くない未来に。

昔はニコンさんのカメラ部品を大量に生産しておりましたが、今はほとんどありません。でも、きちんと取引は続いていますし、残っている仕事に何とか組み入れてもらおうと思考錯誤し、今に至っております。以前のように、売上のほとんどを依存する体制ではありませんけど、私にとっては大事なお客様であることは間違いありません。だから、そんな大変化が起きたとしても、生き残る術はあると思ってます。

コロナは一時の災害ですが、この大きな変化は一時ではなく未来永劫そうなります。で、私達のような小さな工場はどう考えるのか。社長次第ですけど、いや、これは本当に一大事です。おそらく20年後は、今と全く異なる世界になっているでしょう。それでも生き残るためには?発想の大転換が必要ですね。