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言葉より行動で判断

物事を大きく言う人とか、やけにきれいごと言う人、逆にネガティブな人、色んな人います。私は結構正直に色々言う方だと思うので、取り繕う人の言葉は結構引っかかったりします。あ、それ本音じゃないっすよね?みたいな(笑)

言葉では何とでも言えます。なんかスケール大きいな、目標が高いな、とか。でも、言葉と行動がリンクしないと超違和感で、その判断も年齢重ねると精度が高くなっているように思えます。なので、そもそも言葉は気にせず、行動で人を判断するようになりました。

本気でそう思っていますか?目の前の仕事に没頭すると、誰に何を言われようが、自分でこうしたい!っていう方向に行きます。そして、それは身なりにも表れると思うんです。

あまり接点が無い人を判断せざると得ない場合、例えば採用面接とか、少ない情報でその人を判断しないといけません。そうなると、過去のこと、今までどのような事をしてきたのか?しか分かりません。ただ、本当に必要な情報は、その人が自分にとってメリットがあるかどうか?つまり未来のことです。残念ながら未来のことは誰にも分かりません。言葉で、頑張ります!と言われても、まずは本当に頑張ってくれるかも分かりませんし、その人の能力や性格が自分に合ってるかどうか?なんていうのも分かりません。

そうなると、やはり、その人の過去で判断するしかないのと、実際の行動で判断するしかないのです。具体的に言うと、履歴書の内容や履歴書の封筒のあて名書き。手書きで書く必要は無いと思いますが、まずはきちんと履歴書や職務経歴書を書いてくれるかどうか、ということです。実は、これもみんなそうやってるとは言えないんです。自分が就職活動している時は当たり前のことでしたが、採用する側になると、割と「履歴書をちゃんと書く」ことも一つのハードルなんだなと思いました。

取り繕うことは悪いことではない場合もあります。相手にわからなければですが。でも、事実とは異なることを言葉で取り繕うと後で絶対にバレてしまうと思っております。大体の場合、相手は取り繕っていることが分かって、それを前提で会話していたり。時間の猶予与えるから、何とかしてね!を間接的に言っている場合もあります。許してもらえたかな?と思っても許してもらえるかどうかは別問題ですから。特にうちは製造業だから成果物が目に見えますので分かりやすいです。

家族や友達ではなく、仕事上の付き合いだと、人間関係の深さは浅いものです。仕方無いです、損得勘定入りますから。だから信頼関係を築くのは難しく。経営者と社員も同様。1日のかなりの時間を同じ空間で共有しておりますが、立場上、根底にある真の目的は真逆である場合もありますから。共通のゴール(=うちでいうと、銘板をお客様に提供すること)へのアプローチの中で探り合って一つの方向に向かうしかないのです。

お客様との付き合い、外注先との付き合い、そして社員とのお付き合い、言葉より行動ですね。電話口で色々文句言われても、実際やってくれるか、くれないのか。そこが重要です。それは、社員からみた私の立場も同様。わかったよ、やっておきます。と言葉で言っても、何も行動伴わなければ信頼関係は築けません。それは、大きなことがたまに起きるのではなく、毎日起きる小さいことの積み重ねだったりします。何に重きを置いているのか?それは行動を見ればよく分かることですね。