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0か100ではなく、大体その間

半沢直樹、相変わらずの高視聴率ですね。私も毎週見ています。

半沢直樹が人気の理由は、そのストーリーの分かりやすさだと思います。良い人と悪い人がきっちり分かれており、勧善懲悪というか、ヒーローが悪者を完全にやっつける話。その中で裏切り者も出てきて、その裏切り者も完全にやっつける。見ていてスッキリする内容です。善と悪が明確です。

実際の生活や仕事の中で、こんなように分かりやすいことはほとんどありません。0か100ではなくて、大体その中間あたりです。で、自分から見れば自分が善であり、トラブルの相手は悪となります。それぞれの言い分がありますから、半沢直樹のように完全にスッキリな結末などあり得ません。たとえ、そう望んだとしてもです。

仕事上のトラブルでお金など利権が絡むともっと複雑です。交通事故と一緒で、どちらかが完全に悪いことはほとんどなく、0か100にはなりませんし、完全にやっつけることは出来ません。特に目の前に売上というニンジンがぶら下がっている場合は本当に悩みます。悔しいけど仕方ない!と割り切るしかないこともあります。

本当に自分の中で譲れないものがあればそれは自分の信念に従うべきです。例え、目の前の仕事があったとしてもです。ただし、そう思うことはよっぽどのこと、自分の大切にしていることが揺さぶられること、そんなことは生きている間では滅多にないです。絶対に譲れないと心から思えることが出来たらそれは本物です。思い付きではなく、長い時間、自分の中で考えて導いた答えですから。そう思えたら簡単にはブレません。私の場合はそうです。時間がかかるのは覚悟の上、やり通します、最後まで。

このブログで言いたいのは、そのように0か100を選択するような出来事はそんなに多くなく、大きな目で俯瞰すれば、そのことに時間を割くべきではないことがほとんどです。その場合、0か100の答えを出すのではなく、その間でグレーで良いんです。どっちが正しいとか、どっちが間違っているとかではなく。相手を完全にやっつけることはしなくて良い。時間の無駄です。そのような悩み事は誰かに聞いてもらえば良いのです。相手のリアクションが正しいことがほとんど。拘っているのは自分だけであることがよくあります。

仕事上のトラブルはそのような中間でグレーが多いと思います。そのグレーはグレーのままで良いのです。結局感情論ですから。相手が好きとか嫌いとかそういうところ。他者を交えた全体で見ればグレーのままにしておいた方が良いことも多いのです。まれにグレーを放っておくと大トラブルになりますが(笑)その場合は社長が白黒付ける必要がありますが。大トラブルでなければ、自然と収斂するものです。みんなが良いと思う方向に落ち着くものです。

そのような自然と収斂して方向性が落ち着くことは、自分の中で譲れないと思うことも同じです。怒りの感情が前に出ると、半澤直樹みたいに相手をやっつけることが目的となってしまいます。それは間違いです。あくまでも、自分の信念は何か?ってことです。自分が大切にしていることは何か?そのような大事なことが、常に頭の片隅にいるものだから、自然と自分の行きたい方向性へと行くもので、自然と行動に出るものです。

残念ながら、自分の中でそれほど大きいものは結果が出るまで、時間がかかります。簡単に結果が出るものは大したこと無いんです。一瞬の盛り上がりではなく、時間かけて積み重ねるものです。そう積みあがったものは簡単には壊れません。恐れることは無いのです。自分が正しいと思ったことをやるだけです。

時間は有限ですから、どうしてもこれだけは!というもの以外に時間も気持ちも体力も持っていかれるのは勿体ないです。そこはグレーのまま自然と落ち着くまで待つ。そして、自分が譲れないことに、時間・体力・気持ちを持っていくべき。そう考えています。