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知りたいのは、イメージではなく、詳細です。

来月からある仕事をうちで引き継ぎます。それが新たなるチャレンジですが、私も、うちの社員も、引継ぎを本格的に始めております。

引継ぎの時に大事なのって、ぼんやりしたイメージではなく、詳細なんです。例えば、私は営業サイドだから、どのお客さんから、毎月いくらくらいの仕事があって、注文書はどうやってくるのか、納品は配達なのか引き取りなのか、請求書はどこに送るのか?とか。枝葉末節、すべてです。それが分からないと仕事になりません。

現場の引継ぎで言うと、細かい工程一つ一つ。この紙はどこに入れるのか?流す順番をどうするのか?このお客さんはシートを貼る、テープを貼る、などなど、一個ずつです。だから、大雑把なイメージを最初に言うより、このような細かい工程を最初から覚えていった方が、実は有効な引継ぎだと思います。

私、俯瞰したイメージとか流れを最初に教えておいて、細かい工程を教えていった方が、引き継ぐ方は覚えやすいと思っていたんですが、そうでは無い、と今になって思っています。全体の流れは細かい仕事を覚えていけば自然と覚えるもの。私は、「あなたの仕事は、全体の仕事の流れでココです!」って最初に理解した方が有効だと思っていたんです。でも、昨年から自分が引き継ぐことがたくさんあったので、イヤ違うと思うようになりました。知りたいのは、製品単価、製品仕様、実際に注文がどんどん入ってくるから、その個別の情報をすぐに知りたいっていうことです。一気に100個の情報をもらっても、その中の一つの注文情報を探すのは本当に大変なんです。だから、一個一個教えてもらって覚えていくしかないんです。

どさっ!っと一気に書類を渡されても引継ぎは終わりません。これからです!!頑張ります!!