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就業規則の作り直し

今年、かなり社員の顔ぶれが変わりました。面接を行い採用となりますと、就業規則を読んでもらいますが、かなり古いもので以前から作り直したいと思っておりました。直近で入社してくれたパートさん、雇用契約書の話をしているとき、今やらなくちゃ!!と思い、数週間前から準備しております。今後、ひな形はあるので、今後はアレンジしていきますが、社労士さんとのやり取りになりますね。

就業規則案を作り、社員に閲覧してもらい、承認してもらう流れとなります。

働き方改革はここ数年の話ですが、セクハラ、パワハラ、マタハラ、アルハラ、○○ハラスメント的なものも増え、また、情報漏洩のリスク、ソーシャルメディア等々、その時代に合わせた規定を作っておく必要があると思っております。その考えは何年も前からありましたが、これだけ人が入れ替わることもあまりありませんから、おそらく今がやるタイミングなんですね。

そのような規定がないと、曖昧な感じになります。だから、会社としての決まりはこれです、ということをはっきりおかないと!と考えるに至りました。

これもすべて、社員の労働環境の整備、改善のためです。会社継いでから波はあるけど成長はしてきました。会社組織としてかっちりするより、アットホームな家族工場のような組織でいたいと思ってきましたが、そうなると、なかなか曖昧な部分が出て、うまくまとまらないことがあります。だから、大枠の規定は作っておこうという考えです。

当たり前のことですが、社員が増えてきてやっとわかるかと思うんですよ。大手企業でなく、零細でも家族以外の人間を雇っているのだから。元はみんな他人の集まりですから。今さらながらですが、遅いことはありません。やります。

なんか、今年色々起きた出来事ですが、やっぱり必然だと思うんです。奇跡的なバランスで、人事については安定していて無風でしたし、自分が思い浮かぶ通りに物事は進むものだと思っておりました。現実はそうでは無いんです。だから、結局はすべて準備不足だったということです。設備、人事、規定といった会社全体の仕組みという意味で。それは、実はコロナは関係なく、会社経営の中では不変なものだと気付きました。整っていない段階で、ただ仕事を増やしていけば色々な問題が出るのは当たり前ですから。

結局私の考えが浅はかだったこと、つまり、仕事を増やして社内に仕事を流していけば、何とかなるという思い込みです。人海戦術の限界も感じます。つまり、これ以上増えると今の対応ではこなせないという現実。そして、いまやってもらっている作業は未来永劫続けることが出来るという勘違いです。本当に大きな勘違いの中にいたんですね。大いに反省中。そして、気付かせてくれた諸々の出来事に感謝です。そんなことを最近考えております。