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事業計画書を書いてみた

モノづくり補助金申請のために、家族に申し訳ございませんと謝って、週末は2日間とも事業計画書の作成にあてました。おおよそ形になり、もしかしたら5/20の申請にギリ間に合うかもしれません。

前回の補助金の時と同様、自分で書類を作成しています。最初のドラフト作成は丸2日間かかりました。2日で20時間はかかったと思います。ただ、GW中に大体の内容を決め、構成をすでに考えていましたので、土日はひたすらアウトプットの作業。あっという間の2日間でした。もちろん、今回の設備投資が妥当であると確証を得てから執筆をしたわけですが、事業計画書の書く手順は、大学院時代の論文の書き方と同じです。あの時の経験が生きます。

まず結論→結論を証明する具体的な内容を記載→数字的なエビデンス こういう流れです。実際の執筆に入る前に、構成をきちんと決めます

1.概要(結論)→2.背景(なぜ必要?)→3.具体例(どうやって?)→4.数字的根拠(金額妥当です)という構成。一度ザックリ決めて、中身はさらっと考えておく。執筆する前に、A4 ペラで構成と何を書きたいかを書いておく。そのあと、実際の執筆に入ります。

最初の構成決めが私は一番大切だと思います。きちんと決めておかないと、実際の執筆で内容がブレます。で、何が言いたいの?ってなる。結局、内容の変更があったりして、逆に時間がかかります。だから、最初に結論と構成決めが本当に大切です。

私の個人的な意見ですが、補助金の事業計画書は、機械設備自体や出来る加工の紹介ではなく、その設備を入れる事でどのように会社にメリットがあるのか?のプレゼンだと思っています。

私驚いたのですが、補助金の申請って、ほとんど誰かの助言をもらって書いているそうです。え!そうなんだ!って正直ビックリしました。それが助言であれば良いのですが、内容やシュミレーションまで丸投げする場合、誰のための事業計画書なのか?と思ってしまいました。私が正直すぎるのかな・・・。

今回の設備に伴い借入を行いますので、お付き合いのある信金さんには校正してもらっています。でも内容は今回もすべて自分で書きました。で、書いていると、想像が膨らみますし、具体的にいくら売らないとペイしないよ!、また、技術的にココを詰めなければ前には進まないって、どんどん頭に浮かんでくるのです。正直大変な作業ですけど、私にとっては必要不可欠な作業です。そう、自分を論理的に納得させ、行動に移す方法の一つです。

採択されるかどうかはまだ分かりません。っていうか、まだ申請していないから、何かのトラブルで申請出来ない可能性だってあります。そうなると、次は8月です。

今日の夜は財務的なシュミレーションをします。そして明日は最後の詰め。で、5/20に申請。間に合うか?間に合わないか?とにかく突っ走ってみます!