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日銀短観って何?

今回の記事は、今までと違ったことを書きます。一応、国際関係論の修士号を持っております(笑)なので、経済全般について興味があります。

今回のテーマは「日銀短観」。日銀が出している景気の指標です。以下、日銀のサイトからの引用です。

短観(「タンカン」と読みます)は、正式名称を「全国企業短期経済観測調査」といいます。統計法に基づいて日本銀行が行う統計調査であり、全国の企業動向を的確に把握し、金融政策の適切な運営に資することを目的としています。全国の約1万社の企業を対象に、四半期ごとに実施しています。

短観では、企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか、といった項目に加え、売上高や収益、設備投資額といった事業計画の実績・予測値など、企業活動全般にわたる項目について調査しています。

出典:日本銀行 「短観」とは何ですか?https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/h12.htm/

以下が、2009年以降の製造業の指標の推移です。指標は「D.I」と呼ばれるもので、「景気良い」-「景気悪い」を引いた数字です。詳細はこちらのサイトを参照ください。日本銀行 短観で使われている「D.I.」とは何ですか?https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/h13.htm/

※日本銀行主要時系列統計データ表より作成。https://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/mtshtml/co_q_1.html

平たく言うと、私たちが良く社長同士で話をする「最近、調子どうっすか?」を数値化した指標です。景気良いですね!って人の割合から、景気悪いですよー。っていう人の割合を引いた数字です。とってもわかりやすい。実際、日銀の金融政策は、この指標を重視しています。

製造業は見事な下り坂(笑)直近2019年12月ですと、大手の製造業で0、中小企業は-9。0になるには2013年以来初だそうです。しっかし、中小企業の製造業の下がり方はヒドイ。巷で良く聞く、あんまり調子良くないって言葉の数字がこれってわけです。中国の景気失速、米中摩擦、中東の政治不安、もろもろ悪材料が要因ですね。今後、リーマンショック級の時限爆弾もあるなんていう話もありますし。

これが個々の企業に当てはまるかは別ですが、景気の感覚は、何となくこれ通りな気がします。ただし、景気が悪くても仕事が入らないわけではないし、景気が良くても仕事が多い訳ではないのです。それは個々の会社によります。当社もこのグラフ通りではないです。あくまでも、全体的な傾向です。その時々にどう振舞うか?はそれこそ経営者の腕ですね。

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