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金型整理を始めました。

重い!!金型は重たいんです!!日々増え続ける金型、銘板なので一つの型は小さいのですが、固まると重たいんです。腰ヤバイです。

近日中に入ってくる設備のために、社内のスペースを広げるべく、金型の整理を始めております。保管場所は4つあります。①本社工場、②歩いて10秒倉庫、③車で3分倉庫、④つくば。もう出ないでしょうという金型は④つくばに移動済ですが、社内に残っている金型は動いているものです。これを3つの保管場所に分けます。

多品種少量が売りの弊社、毎月使う金型は限られており、数か月に1回、1年に一回、数年に一回、とほとんど頻度が少ないものです。それを区別するのは至難の技!!わかる人は私しかいません!!だから、この整理は私がやるしかない!!

見えている数だけでも、おそらく2~300型あるから、それぞれ履歴を見て、、となると、数年かかります。だから、直観(笑)これ出る、これ出ない、で分けております。

よく出るのに遠い場所!って悲観するのではなく、きちんとどこにあるか管理できれば良いんです。だから、まず金型の札にアドレスシールを貼っております。アドレスシールは色分けして、本社は青、10秒倉庫は黄色、3分倉庫は赤。で、それぞれに棚番号を手書きで書き入れております。最後に、スマホのアプリ Zaicoという管理ソフトを使って、品番・保管場所・棚番号・金型の写真を登録する、これを1型ずつやっています。大変です(笑)でもやらないと管理出来ません。

今回は腹くくってやっていますが、そもそも金型が入荷した時点で1型ずつ登録すれば手間はかからない。あとで、保管場所決めて、札をかけるだけ。直近1年くらいはそのようにしておりますが、それまでの型の情報入力がまだです。でもやります。やらないと現場の社員が常に金型を探す必要が出てしまいます。それは避けたいのです。

最終イメージは、日々の手配書に書いてある図番と型の保管場所がリンクされており、手配書を出力すると型の在処が分かるという仕組みです。いままで作業者任せになっていたので、その管理を会社的にやるということです。手配がかかる、外注さんや社内で印刷をする。その段階で型を用意する。ガイド穴あけ終わったらすぐにプレスする。終わったら、元の場所に戻す。それがイメージしている風景です。

限られたスペースで製造を続けるためには、日々スペースを確保しないといけません。つまり、坪単価の売上ではありませんが、社内のスペース当たりの製造効率を上げるってことです。そのためにはデッドスペースを出来るだけ減らす必要があるのです。ただし、作業者同士の距離を保ちつつ、安全を確保しながらです。そのためには定期的な断捨離と整理整頓。

遠い記憶ですが、大学生のころにバイトしていたトンカツ屋さん、その駅ビルの坪単価売上トップだったそうです。昔から狭い場所をどう使うか?が私の使命なのか(笑)