同じ機械を買っても、利益に「差」が出る理由。あと一歩の粘りの話。
2月も中旬、いよいよ繁忙期に入りました。 どこもかしこも忙しそうですね。
こういう時にこそ、トラブルは発生するものです……。 マイナスからの挽回は気力も体力も使いますが、逃げるわけにはいきません。
そんな慌ただしい中で、ふと考えたことがあります。 仕事における「あともう一歩、あともうちょっとの積み重ね」についてです。
仕事をしていると、誰でも壁にぶち当たります。 性能の壁、時間の壁、トラブルの壁。 「あ、やばい!」と思った時にどう対応するか。そこで諦めるか、もう一歩踏み込めるか。
うちはここ数年で、かなり設備を入れ替えています。 導入時は「初心者でもすぐに使えること」を重視しているので、基本的な操作は割と早く覚えられます。
でも、「使える」ことと「使いこなす」ことは別です。
同じお金で同じ機械を買えば、おそらく80%くらいまでは誰でも同じ結果が出ます。 ですが、実はその先の「20%」が一番大事なんです。
-
少し手を加えることで、性能が断然上がる。
-
「こういう使い方はできないか?」と工夫してメンテナンスする。
機械のポテンシャルを深掘りする、この「あと一歩」の好奇心と行動。 これがあるかどうかが、最終的な売り上げや利益という数字の差になって表れると、自分の工場で働く社員を見ていて強く思います。
これはハード(機械)だけでなく、ソフト(デジタル)でも全く同じです。
最近、私は業務効率化のためにAI(生成AI)を使いまくって、自分でアプリのコードを書いています。
「AIなら簡単でしょ?」と思われるかもしれません。 確かに、やりたいことを伝えれば、割と簡単にコードを書いてくれます。
でもね、結構間違いが多いんです!(笑) AIが「自信あります!」みたいな顔をして出してきても、動かしてみたら不具合だらけ。 大半の人はここで、「やっぱりAIなんて万能じゃないな」と諦めてしまうのではないでしょうか。
私はそこでやめません。 相手はAIだから、何度聞いても文句を言いませんから(笑)。
「ここが動かないよ」「どう書き換えればいいの?」 そうやってしつこく噛み砕いて対話を続ける。 そうしていると、1〜2時間はあっという間に過ぎますが、そこで完成したツールが毎日の10分・15分を削減してくれれば、苦労した時間はあっという間に回収(償却)できます。
そして面白ことに、AIに正確な指示(プロンプト)を出そうとすると、自分自身が業務フローの「奥の奥」まで理解していないといけないことに気づくんです。 曖昧な指示は、間違いなく不具合を生みます。 「粘り強く詳細を伝えること」は、自分の業務理解を深めることにも繋がるのです。
機械も、AIも、ただ導入しただけでは「80点」です。 壁にぶち当たっても諦めず、解決するまで継続してトライすること。
その泥臭い「あと一歩の粘り」こそが、100点、120点の成果を生む唯一の方法なのだと思います。
繁忙期、粘り強く乗り切っていきましょう!
