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試作はタダでは出来ません。

送料無料の話が、最近世の中を賑わしていますが、ごくたまーに、試作を無料でやってほしいという依頼があります。ほとんどの場合、お断りします(笑)99%くらいのお客様は、有償で構いませんので試作をお願い!ですが、ごくたまに、え!お金かかるの?っていうお客さんがいらっしゃいます。

はい、もちろん、お金はかかります。材料代、加工費、送料などなど。お金はかかります。

なので、試作代が出ない場合は、過去の製作した製品の端材を送ることが多いです。端材で良ければ費用は頂きません。お急ぎの場合は宅配で送りますので、送料はご負担頂きます。

実は試作の方が割高になります。試作は数枚ですので、材料のロスが大きいですし、正直、1枚製作するのも10枚製作するのも時間は同じなのです。当社は工場ですから、それでも結構お安くしているつもりです。既製品ではなく、デザインからスタートですので、金属銘板であれば通常10,000円~、フィルムの銘板でも6,000円くらいは頂いております。

ただし、量産がほぼ確定の場合は、格安で試作を承る場合もあります。もしくは、量産の金額に試作代を含んでしまうなど。また、お付き合いの長いお得意様でコンスタントにご注文頂いているお客様の場合は試作代を頂かないこともあります。ご注文頂いているお仕事の材料の残っている部分で試作出来てしまうことも良よくありますから。

基本的に、試作=有償となりますが、ご依頼品は誠心誠意対応させて頂きます。

楽天の送料無料取り下げの件が先日ニュースになりましたが、何でもかんでも何かを無料にすることは、自分だったり誰かが犠牲になっているのです。一回無料で引き受けてしまうと今後お金を頂くことが難しくなります。なので、最初が肝心です。特に今後は景気の先行きがとっても不透明というか真っ暗な状態ですが、こんな時も自分を犠牲にし過ぎる仕事のやり方を取るべきではないと考えています。きちんと適正な価格で購入してもらえるお客様は必ずいますので焦りは禁物。いったんタダで何でもやる関係になると、それを覆すのは難しいです。

最近は下請法が厳しくなったり、下請け取引に関する世の中の見る目が変わってきております。ほとんどの大手のお客様は高圧的なお取引を無くなって来ております。つまり、不平等な関係を作ってしまうのは、どちらかというと仕事を受ける方な気がします。だから、こんな時こそ、仕事を受ける方も冷静な判断をするべきですね。